magazine40
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40年機に一層の発展社団法人 全日本ト協会会長六 月衆議院議員 カロ社団法人京都府トラック協会が創立40年を迎えられ、誠に慶賀に堪えません。心よりお祝い申し上げます。顧みますれば、戦後の荒廃の中でわが国復興のために全力を傾注し、産業経済の発展や国民生活の向上に努力を払って参りましたわがトラック運送業界の、今日の姿をみますと、感無量であります。幾星霜の困難と戦いつつ事業の近代化、合理化に励み、顧客ニーズに対応したトラック輸送のあり方を築き上げた英知は、まさにトラック協会のもと、会員諸氏の団結の力によって生れ、育まれたものといってよいでしょう。貴協会の40年の歴史は、まさにこのことを十分に実証しております。歴代会長をはじめ各役員、会員の皆様の血のにじむ幾多の努力の結集が、業界発展の礎となっていることは申すまでもありません。さて、今後トラック運送事業は21世紀という大海に船出していかねばなりません。戦後の40年を振り返ってみても、その変転の大きさ、著しさは言語に尽くせないものがありますが、今後将来にわたる変転の大きさは、従来のものに勝るとも劣らないものがありましょう。私たちの次代を担う若き世代の人たちがまさにトラック運送業界を支えていくわけであります。私たちはこのために、いまこそこの時点で、なさねばならない多くの課題を背負っているわけであります。人材の育成はもとより、事業の近代化、合理化をはじめ、業界が一人ひとり自らの事業の質を高めると同時に、相互の協調と団結を図っていくことがもっとも重要であると信じます。このような中で、 トラック協会の果たす役割はきわめて大きく、 トラック協会に結集して力を発揮することがなによりも求められるところであります。40年の歴史に重ねてこられた貴協会がこれを機に一層の発展を遂げられんことを心より祈念致しますとともに、全日本トラック協会に対しましても、ご指導、ご支援賜らんことをお願いして、ご祝辞と致します。″藤

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