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1出典:「日本のトラック輸送産業2009」 (社)全日本トラック協会 1.トラック輸送の社会的重要性 (1) トラック輸送の社会的に重要な役割 【解 説】 ① 貨物輸送量の約9割を占める 国内貨物輸送量をトン数ベースで見てみると、約9割をトラックが占めており、そのうち、輸送トンキロなどでは、事業用トラックが大きな割合を占めています。物流の主役は、まさにトラック輸送であることを認識させましょう。 ② 物流を支えるトラック輸送 物流の主役である事業用トラックは、日本経済を支えているといっても過言ではありません。この点を認識し、貨物を安全・確実に輸送することを心がけさせましょう。 Ⅰ.トラックを 運転する心構え 本章では、トラック運転者は貨物輸送を支える社会的な使命を背負っているとともに、トラックの引き起こす事故は社会に大きな影響を与えることを整理し、安全運行の心構えを整理しています。 指導においては、トラックの運転が社会や他の運転者に及ぼす影響の大きさ等について理解させ、模範となる安全運行を行うことが運転者の使命であることを理解させることが大切です。 【指針第1章2―(1)】図 トン数の輸送機関別分担率 (H.19年度輸送トン数) これを活用! トラック輸送産業の実態については、(社)全日本トラック協会が毎年「日本のトラック輸送産業」としてとりまとめています。 指導のねらい 「トラック輸送は我が国の経済を支え、事業用トラックはその主流である」など、トラックによる貨物輸送が「社会的な役割」を担っていることを理解させるとともに、事故を起こした場合には、社会的に重大な影響を与えることも認識させましょう。 ポイント 国内の貨物輸送の約9割は、トラック輸送が担っており、物流の主役であるといえます。物流を支える事業用トラックは、日本経済を支えているといっても過言ではなく、重要な社会的役割を担っていることを認識させましょう。

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