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76 (3) 日常生活での留意点 【解 説】 過労のもととなる要因は、運転中の環境だけでなく、運転者の日常生活も影響しています。プロの運転者は、疲労や悩みを次の運行に持ち込まないよう、日常の健康管理などに留意する必要があることを認識させましょう。 ○毎日同じ時間に睡眠をとるよう心がけ、十分な睡眠(6~7時間の連続した睡眠)をとることが過労防止に有効です。点呼において、前日の睡眠時間を確認しましょう。 ○運転席での仮眠は疲労回復の効果はあまり期待できません。このような仮眠はできるだけ控えましょう。 ○日頃からできるだけ身体を動かし、健康を保ちましょう。 ○休日には仕事を離れて、趣味などでストレス解消をしましょう。 ○休日には、次の日に疲労が残るようなことをするのは避けましょう。 ○バランスのよい食事を、できるだけ規則正しくとり、深酒をしないようにしましょう。 ○定期的に健康診断を受診し、健康状態を保ちましょう。 ポイント 日常生活も運転への影響があります。健康管理を怠らないだけでなく、疲労や悩みを運行に持ち込まないことが必要であることを理解させましょう。 ○十分な睡眠をとる(6~7時間の連続した睡眠) ○日頃から身体を動かし、健康を保ちましょう ○ストレスなどをためないようにしましょう ○定期的に健康診断を受診しましょう これを活用! 国土交通省では、「トラック輸送の過労運転防止対策マニュアル」を作成しています。 (http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03analysis/resourse/data/h19_2.pdf)

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