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75 (2) 運行中の留意点 【解 説】 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に規定されている拘束時間、休息期間等を遵守するとともに、運転者は、運行中、以下のようなことに留意することが必要であることを認識させましょう。 ○疲れを感じる前に早めに休憩をとり、軽くからだを動かしましょう。 ○長時間の連続運転をせず、2時間に1回は15分以上の休憩をとるようにして、疲れないよう心がけましょう。 ○無謀な運転は、疲労を早める要因となります。常に余裕を持った運行を心がけましょう。 ○「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」を遵守するとともに、特に経験の浅い運転者については、余裕のある運行計画にしましょう。 トラックステーションの積極的な活用 (社)全日本トラック協会の計画に基づき、(財)貨物自動車運送事業振興センターが建設・管理・運営するトラックステーションは、全国の主要国道沿いに40箇所が設置されています。トラックステーションの設置状況を把握し、運行計画の策定時に、運転者が休憩・仮眠に利用できるよう配慮していくことが必要です。(社)全日本トラック協会では、ホームページでトラックステーションの情報を掲載し、会員の活用を促進しています。(http://www.jta.or.jp/truckstation/station/station.html) ポイント 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に規定されている拘束時間・休息期間を遵守し、過労とならない運転を心がけさせましょう。早めの休憩をとり、休憩時には身体を動かすことが大切であることを認識させましょう。

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