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70 評価のランキング 資料提供:㈱データ・テック デジタルタコグラフデータ等を活用し、「運転のくせ」を認識させる その2 ■運転診断結果は、評価点や分析チャ ートなどであらわすものが多くあり ます。 ■評価点の高い項目については褒め、 また、評価点の低い項目については 要因を理解させるようにし、配慮す べきことを運転者自身に自覚させま しょう。 ■評価結果を社内でランキング表示す るなどして、運転者の安全運転に対 するモチベーションを向上させるな どの工夫も見られます。 ■【事例】 茨城県のM社では、ドライブレコーダで得られた運転診断評価、危険挙動の状況、1ヵ月の平均結果、適性診断結果などをもとに、運転者への指導を帰庫時や会議などを中心に行っています。ドライブレコーダの導入、運転診断評価については、導入当初、運転者からの拒否反応もありましたが、運転者を指導する側の運行管理者がスキルアップし、運転者に理解させる能力を身につけたこと、また運転者と運行管理者が話しやすい環境なども整えたことにより、徐々に運転者の安全に対する意識が高まり、事故件数は導入3年後に80%削減されました。

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