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652.適性診断結果の活用方法 (1) 適性診断結果の活用方法の例 指導のねらい 運転者適性診断の結果は、それぞれの運転者の適性に応じたものとなるため、それぞれの運転者が配慮すべき事項はさまざまとなります。診断結果を活かして、自分のくせを理解・克服するよう、指導・監督を行っていくことが必要です。 これを活用! (独)自動車事故対策機構(http://www.nasva.go.jp/fusegu/tekisei.html)、ヤマト・スタッフ・サプライ㈱(http://www.y-staff-supply.co.jp/safety/)では、適性診断結果の活用講座などを実施しています。 ポイント 適性診断の結果から、自分自身では気づきづらい、“運転のくせ”を知ることができます。しかし、自分で自分のくせを克服することは、大変難しいものです。そこで、適性診断結果の活用においては、運転者の指導教育を担当する管理者が「自分の運転の悪いクセを克服しようとする運転者を援助する」ことが大切です。特に、面接による助言・指導を行う場合には、受診者に適性診断結果と今後の安全運転のためのアドバイスがうまく伝わるように、助言・指導を担当する管理者の心構えも重要です。運転者は、自分のもつ事故につながりやすい特性が運転行動に現れないように、努力をして安全運転しているかもしれません。管理者は、まず運転者のこの努力を認める、よいところは褒めて伸ばす、というような、運転者の現在の状態を受容することが大切です。 管理者等が安全運転のための助言・指導を行うためには、適性診断結果の見方を正しく理解しておく必要があります。また、適性診断票には、測定結果に基づく安全運転のためのアドバイスも記載されているので、助言・指導を行うに際して、これらの情報をぜひ活用しましょう。 適性診断などをはじめとした各種講習を実施している専門機関 運転者のための各種講習、適性診断、運行管理者のための講習などを実施している機関としている機関は全国にあります。 貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第2項に規定する国土交通大臣が認定する適性診断 ■国土交通省自動車総合安全情報(http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/instruction.html) ■(独)自動車事故対策機構(http://www.nasva.go.jp/index.html)

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