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583.危険予知訓練 指導のねらい 「危険予知訓練」は、実際に、トラック運行の交通場面ではどのような危険があるか、どのような運転をすればよいのかを考える訓練です。集団教育等に活用し、運転者に危険回避を徹底指導することが必要です。 ポイント 「危険予知訓練」は、実際に、トラック運行の交通場面では、どのような危険があるか、トラックの車両特性がどのような危険を及ぼすのか、どのような運転をすればよいのかを考える訓練です。集団教育等に活用し、運転者に危険回避方法などを指導しましょう。 危険予知訓練のスタディケース ○交差点の左折 →左折時の内輪差による二輪車・原付などの巻き込みの危険性、左折時にはみ出しの危険性 ○センターラインのない道路の走行 →車幅の広さによる対向車線へのはみ出しの危険性 ○信号機のある交差点の右折 →対向車の影に隠れた二輪車・原付の見落とし、オーバーハングによる左後続車への接触の危険性 ○構内から車道への右折 →見通しの悪さからの危険性、周辺に存在する歩行者、自転車、二輪車・原付の見落とし ○横断歩道のある交差点 →歩行者の急な飛び出しの危険性など ○雨天時の高速道路走行 →視界の悪さからの危険性、車間距離の不十分さからの追突の危険性など ○カーブの走行 →スピード超過による横転の危険性など ○その他 →トレーラの構造特有の危険性(ジャックナイフ現象、トレーラスイング現象、プラウアウト現象など)

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