sidom02
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56○無理な進路変更をしない 視界が悪くなり、水滴などでミラーも見えにくくなることから、無理な進路変更はせず、慎重な走行を心がけさせましょう。 ② 降雪時・積雪時 ○無理な運行は避ける 吹雪などで視界が悪いとき、さらに天候の悪化の恐れがあるときなどは、無理な運行は避け、安全な場所に一時退避するなどして様子を見るように心がけさせましょう。 ○十分な車間距離を保ち、スピードを落とす 降雪時・積雪時には、スリップした前車に追突する事故も多く見られますので、車間距離は通常の2倍以上をとり、スピードを落として慎重に走行することが必要です。交差点付近など、交通量の多い場所では圧雪状態となって滑りやすくなっていることもあるため、注意が必要であることを理解させましょう。 ○チェーンの装着 積雪路面となった場合、道路情報板ですべり止め規制などの表示が出たときなどには、早めにチェーンの装着をすることが必要です。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結した道路での走行性能には優れていますが、決して万能ではありません。スタッドレスタイヤの過信は禁物であることを認識させましょう。 ③ 濃霧時 ○フォグランプの点灯 対向車に自車の存在を知らせるために、ヘッドライトやフォグランプを早めに点灯させます。ガードレールやセンターラインなどを目安に走行するとともに、他車の動きに注意を払うことが必要であることを認識させましょう。 ○無理な運行は避ける 霧の発生は一時的なものであるため、無理な運行はせず、安全な場所に一時退避するなどして様子見るよう心がけさせましょう。 ○前車のブレーキに注意 霧が出てきたら減速し、前車のテールランプを目安に速度を落とします。前車のブレーキランプには特に注意し、追突事故を防ぐことが必要であることを認識させましょう。 ④ 強風時 ○ハンドルをしっかりと握り、スピードを落とします。特に、橋の上、トンネルの出入口、切りとおしなどでは強風が吹きやすく、注意が必要であることを認識させましょう。 ○また、ハンドルがとられたときには、あわてずに、アクセルから足を離して減速し、小刻みにハンドルを操作して態勢を立て直すことが必要であることを認識させましょう。 ⑤ 夕方・夜間 ○ヘッドライトの早めの点灯 見えにくい時間帯に自車の存在を知らせるために、ヘッドライトは早めに点灯 します。安全のためには、昼間においてもヘッドライトの点灯は効果的であることを

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