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45 1.適切な運行経路の選択と経路情報の把握 (1) 適切な運行経路の選択の必要性 【解 説】 ○安全な運行を行うためには、到着時間、経済運転、気象条件などの運行条件を配慮した上で、適切なルートをあらかじめ検討し、決めておくことが必要であることを理解させましょう。 ○適切な運行経路の選択にあたっては、到着時間等を配慮した効率性も必要ですが、夜間の住宅地走行、通学路や人ごみの多い場所の走行などはなるべくさけ、安全性に配慮したルート選択が必要であることを認識させましょう。 Ⅶ.適切な運行の経路及び当該経路における道路及び交通の状況 本章では、輸送経路となる道路についての情報をあらかじめ把握することの重要性、情報を踏まえた安全運行のための留意点を整理するとともに、許可運送における経路選択の方法や安全運行のための留意点について整理しています。 指導においては、事故やヒヤリハットの事例をもとに、運行経路の事前情報収集の重要性の高さを認識させるとともに、許可運送について理解させることが重要です。 【指針第1章2-(7)】指導のねらい 安全な運行を行うためには、あらかじめ、適切な運行経路を選択し、その経路についての情報を把握しておくことが重要です。運行経路の選択の必要性について理解させるとともに、事前に把握しておくべき情報、情報に基づく安全運行のための留意点について認識させましょう。 ポイント 安全な運行を行うためには、運行前に道路状況、気象状況等の情報の入手、安全な経路の検討などを行い、適正な運行経路を選択することが必要であることを認識させましょう。

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