sidom02
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44 安全教育でのチェックポイント � イエローカードには、どのようなことが記載されていますか? →事故の発生時の応急措置方法、緊急通報先、緊急連絡先、漏洩・飛散したときの対処方法、周辺火災のときの対処方法、引火・発火した時の対処方法及び救急措置方法などが記載されている � 万が一、危険物輸送で事故が起きた場合には、どのような対処が必要ですか? →①事故発生時の応急措置 事故を大声で告げ、風上などの安全な場所に人を移動させ、ハザードランプと発炎筒で事故を知らせます。また、付近の可燃物を遠ざけます ②緊急通報 迅速・的確に情報を消防、警察に通報します(いつ、どこで、なにが、どうした、けが人は、私の名前は) ③緊急連絡 運送・荷主に連絡し、事態を焦らず、はっきりと伝えます ④漏洩・飛散 危険性の有無を確認し、可能であれば漏洩を止める措置をとります ⑤周辺火災 危険性の有無を確認し、「近隣住民の避難を優先させる」か「消火を行う」かを判断します ⑥引火・発火 もしも引火・発火が発生したら、地域を巻き込んだ大惨事となります。迅速・的確に消防、警察に通報し、近隣住民を避難させます ⑥救急措置 安全な場所へ移動し、「皮膚(目)への付着」、「吸入していないか」を確認します(イエローカードの災害拡大防止措置に記載する内容にしたがって応急手当を行います)

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