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43 ○上方の障害物には注意します。車両の高さよりもタンクの高さが高い場合には、高さ検知棒を設置しましょう。 ② 駐車時の注意事項 ○人の集まる施設、文化財等の重要な施設、住宅密集地に近い場所への駐車は避けます。 ○交通の流れが連続していなくて、火気のない広い場所に駐車します。 ○駐車中には、やむを得ない場合を除いて運転者は車から離れないことが必要です。やむを得ず離れる場合にも、監視できる場所にいるようにします。 ここまでのおさらい チェックシートⅥ 日常チェックポイント � 危険物を輸送するときには、車両備品・携行品として何が必要ですか? →□車両備品 ・適合する所定の消火器 ・赤旗、赤色合図灯又は懐中電灯 ・メガホン ・車輪止め(2個以上) ・停止表示機材 ・必要工具 ・高圧ガスの場合は、上記のほか、高圧ガス漏洩検知液又は石鹸水、皮手袋など □携行品 ・運転免許証 ・危険物輸送の場合、「危険物取扱者免状」 ・高圧ガス輸送の場合、「高圧ガス移動監視者講習修了証」 ・荷主発行のイエローカード など � 危険物の積卸場では、どのような注意が必要ですか? →□指定された位置に車両を停め、車輪止めの脱着を行う □アース線の取り付け、取り外しを行う □火気、火花厳禁とし、静電気の発生防止を行う □車を離れず、常に積卸を監視する □決められた品名の危険物の数量の条件の中で積卸を行う � タンクローリーの運行では、どのような注意が必要ですか? →□積荷がガスの場合、温度に気をつけ、温度上昇を防ぐために水をかけたり、日陰に停めるなどの配慮が必要です □繁華街や人ごみは避けて運行します □上方の障害物に注意し、高さ検知棒などをつけて配慮するようにします □駐車する場合には、火気のない広い場所に駐車し、やむを得ない場合を除いては車から離れないようにします これを活用! タンクローリーには、危険物ローリー、非危険物ローリー、高圧ガスローリーがあります。総務省、厚生労働省、経済産業省などに関連法規があります。 ・危険物ローリー:総務省消防庁及び所轄消防署 ・非危険物ローリー:厚生労働省 ・高圧ガスローリー:経済産業省及び高圧ガス保安協会

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