sidom02
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30○車間距離を十分にとり、無理な追越しや割り込みなどはしてはならないことを理解させましょう。 ○車線変更では、後続車や側方車の動きに十分注意を払い、余裕を持った運転を心がけさせましょう。 ここまでのおさらい チェックシートⅣ 日常チェックポイント � カートンや木箱などの数物の雑貨を積みつける際の注意点としては何が挙げられますか? →■前後左右の隙間をなるべく小さくするように、前方から整然と緊密に積付ける ■天地無用等の荷扱い指示マークに従って積付け、その貨物に適した荷扱機器を使用し、手鉤等は使用しない ■積み重ねる場合は、その貨物の外装が上積みする貨物の重量に十分耐えるものであることを確認する。また、上積貨物の重量により変形する恐れがある場合には、中間にベニヤを挟んで重量の分散を図る ■同一寸法のカートン・木箱貨物を積付けるときには、積み重ねる段ごとに配列のパターンを変えて積付けること ■パレット積みの場合の荷崩れしにくい積付け方として、ピンホール積みやレンガ積みの方法が一般的 ■カートン箱を積み重ねた場合も中断にダンボール等を挟み込むと、カートンの圧損や変形が減り、横滑りに対する抵抗力も増えて荷崩れしにくい � 1個あたりの重量が大きい機械・鉄鋼製品、長尺物などを積付ける際の注意点としては何が挙げられますか? →■重量貨物は、集中荷重・偏荷重になりがちなので、積付けに当たっては、重量配分に十分考慮する ■積荷全体を総合した重心の位置は、トラックの荷台の前後・左右の両方の中心位置になるべく近いことが望ましく、特に重量の重い機械製品や不整形の加工物等を数個積み合わせる場合などは、荷台の中心に積荷の総合重心が近づくよう積付ける ■積載重量や貨物の寸法から、前後(特に前方向)や左右に隙間が生じるため、隙間には木材等を使用して、走行中のズレを生じないよう対策を施す ■コイル・コンクリートパイル・大口径管等円形断面の貨物については、積付けに当たっては転倒防止のために歯止めを設ける。歯止めの高さは直径の1/10以上とすることが望ましい � 荷崩れを起こさないための走行中の注意点としては何が挙げられますか? →■過大なハンドル操作をしない ■急ブレーキをかけないようにする ■固縛状態の点検を怠らない ■高速道路では特にしっかりとした固縛、積荷に配慮した運転などが必要

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