sidom02
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28 ○転がりやすい積荷には、歯止めやスタンションを準備します。 ② 適正な固縛の方法 ○建設機械等を積載したときには、ワイヤーロープなどで固縛するほか、各種のブレーキロックは完全か、歯止めは完全かなどを確認します。 ○前後・左右に空間が生じるときは、止め木等を使用して荷崩れを防ぎます。 ○積荷の長さが5m以上の場合には、少なくとも前後と中間の3点を固縛します。 ○固縛機器の破損・はずれを防ぐため、荷台のロープフックや外枠の下部に直接荷締機のフックはかけず、補助ワイヤーロープ又は環を使用します。 ○積荷とワイヤーロープとの張り角度は、なるべく45度以内にします。 ○荷締機は、下図のような使用はしません。走行中の振動により固縛の張力がなくなる上に左右のロープに大きな張力がかかり切断されやすくなります。 よくない例:上図のような固縛では、切断されやすくなります ○ワイヤーロープを結んだり引っ掛けて使用すると、その強度は約半分となるため、できるだけ結んで使用しないようにします。 ○固縛の途中で積荷とあおりとの間に隙間がある場合には、そのまま固縛せず、木材等で埋めます。 ③ 積荷への配慮 ○雨天時には、積荷によって、濡れないようシートをかけます。走行中にシートが膨らんだり、はがれたりしないように十分固縛します。 ○積荷を保護するため、あて物をし、積荷には直接ロープを当てないようにします。積荷の金具が角張っている場合は、必ずシャックルを介して固縛します。 出典:「安全輸送のための積付け・固縛方法」(社)全日本トラック協会

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