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27 (2) 荷崩れしない積付けの方法 【解 説】 正しい積付け方法を理解させ、偏荷重や荷崩れを防ぐよう、徹底させることが必要であることを認識させましょう。 ○カートン・木箱などの数物の雑貨の場合には、カートンケースに印刷された一般雑貨の荷扱い指示やマークに従って積み付けを行います。 ○各種の貨物を混載する場合には、貨物の状態を確認し、軽いものの上に重い荷物は積み重ねず、また鋭い角や突起のある荷物は当て物をするなどして、安全な積付けを行います。 ○1個あたりの重量が大きい機械・鉄鋼製品、長尺物などの場合には、荷台の中心を考慮し、積荷の重心位置を適正な位置に積付けます。 (3) 荷崩れしない固縛の方法 【解 説】 正しい固縛方法を理解させ、偏荷重や荷崩れを防ぐよう、徹底させることが必要です。 ① 固縛作業の準備 ○積付け指揮者と十分に打合せし、固縛作業を行います。 これを活用! (社)全日本トラック協会では、セミトレーラの代表的な積付け・固縛の方法をHPに掲載しています。 (http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/sekisai/sekisai.html)ポイント 積荷の形状に合わせた正しい積付け方法があります。これを理解し、偏荷重の起こらない積付けを行うことが必要であることを認識させましょう。 ○荷扱い指示やマークに従った積付け。 ○混載貨物の場合は積付けの順序や形状を配慮する。 ○重量が大きいもの、長尺物などは重心位置に特に配慮する。 ポイント 積荷の形状に合わせ、適切に固縛を行うことが必要であることを認識させましょう。○積付け指揮者と十分に打合せをする。 ○積荷が車両である場合などブレーキロックがある場合は確認する。 ○転がりやすいものは歯止めやスタンションを準備する。 ○荷崩れの起こらないよう、適正な固縛、止め木などの配置をします。 ○雨天時には特に配慮が必要です。 出典:「安全輸送のための積付け・固縛方法」(社)全日本トラック協会

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