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17 ② スピードをコントロールした運転 スピードの出しすぎは、重大事故の危険性が非常に高くなることから、法定速度を遵守し、安全な速度と車間距離を保つことが必要であることを理解させましょう。 ○安全な運行のためには、道路交通法に定められている最高速度の遵守が基本です。 ○スピードの出やすい下り坂ではブレーキ操作などに注意し、また、スピードの低下しやすい上り坂ではスピードメーターをチェックするなど、スピードをコントロールすることが必要です。 ○状況に応じた安全な速度、十分な車間距離を保つことが重要です。 ドライブレコーダ、デジタルタコグラフ等を活用しトラックの危険性を認識させる その1 ■ドライブレコーダやデジタルタコグラフ(デジタル式運行記録計)のデータにおける実際の事故やヒヤリハットの中には、トラックの危険性を十分に認識していないことが要因の事故も多くあります。何が要因であったのかをデータ等で確認することにより、トラック運転のリスクの高さを認識させる効果が高まります。 デジタルタコグラフとは…? デジタルタコグラフは、時間、距 離、速度等のデータのほか、エンジ ン回転数、アイドリング時間等のデ ータも記録される車載器です。記録 したデータはメモリーカードや通信 によってパソコンにも記録され、デ ータ解析が瞬時にできます。

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