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14 (2) トラックの「車長」に合わせた運転 【解 説】 車長が長いトラックは、内輪差が大きい、曲がるときに車体がふくらんだり、オーバーハング部がはみ出すなどの特徴を十分理解させましょう。 ○内輪差が大きく、左折時に左側方の二輪車等や歩行者を巻き込んでしまう危険があります。 ○狭い道路への左折時には、内輪差が大きいために、車体がふくらみ、センターラインをはみ出して左折するケースが多く危険です。 ○右折時に車体後部のオーバーハング部がはみ出すため、車体後部が後続車に接触することがあり、事故の要因となります。 衝突被害軽減ブレーキなどの安全に配慮した先進安全自動車については、以下をご参照ください。 ■国土交通省自動車総合安全情報(http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/index.html) 先進安全自動車(ASV)技術 大型トラックの追突事故は多数の車両を巻き込んだ重大事故となる場合が多く、その対策として、先進技術による被害軽減のため衝突被害軽減ブレーキ、全車速域定速走行・車間距離制御装置(ACC)など、車間距離を検知するシステムなどの実用化が進んでいます。国土交通省では、これらのASV技術の導入に対する補助制度を設けています。 衝突被害軽減ブレーキ 平成22年度の補助内容(参考) ○補助対象 衝突被害軽減ブレーキを装備した事業用(緑ナンバー)大型トラック(車両総重量8トン以上) ○補助率 衝突被害軽減ブレーキの装置価格の1/2(上限27.5万円) ポイント 「車長が長い」ため、内輪差が大きくなることを理解させましょう。 ○左折時に左側方の自転車、二輪車・原付、歩行者などを巻き込みやすい。 ○左折時に車体がふくらむ。 ○右折時には車体後部のオーバーハング部がはみ出す。

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