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13 1.トラックの特性に合わせた運転 (1) トラックの「車高」に合わせた運転 【解 説】 トラックは、車高が高いことから、視界が広く見えますが、重心が高い、接触が多いなどの特徴を十分理解させましょう。 ○視点が高く、手前の路面もよく見えるが、車間距離が長く感じ、知らず知らずのうちに車間距離をつめてしまい、追突事故の要因となる。 ○重心も高いため、不安定で横転する確率も高い。 ○車高の高さによる事故として、看板などへの接触や衝突を起こすことが多い。 Ⅲ.トラックの 構造上の特性 本章では、トラックの構造とその特性、また特性に応じた安全運行上の留意点などについて整理しています。 指導においては、トラックの構造や特性に応じた運転が必要であること、各車両の留意点について理解させるとともに、トラックの特性がどのような事故につながるのかなどを認識させることが大切です。 【指針第1章2-(3)】指導のねらい トラックの重量、車高、車長、車幅などの特徴から、死角やスピードなどへの影響があることを確認させ、特性に合わせた運転をすることが必要であることを認識させましょう。 ポイント 「車高が高い」という特徴は、視点、重心などが高くなることを理解させましょう。 ○車間距離を長く感じ、知らず知らずのうちに車間距離をつめ、追突を起こす。 ○重心が高いため、横転が起きやすい。 ○車高が高いため、周辺への接触を起こしやすい。

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