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8 (2) 自動車の運転に係る法令 【解 説】 ● 「道路交通法」(警察庁) 道路交通における危険を防止する法律ですが、ほぼ毎年改正されています。最近では、飲酒運転の罰則強化、後部座席シートベルトの着用義務化、高齢者マークの表示(罰則のない努力義務)などが施行されました。 ポイント 自動車の運転に係る法令としては、「道路交通法」などの法令がありますが、これらの法令の概要や運転者が遵守すべきポイントに関する運転者の理解度を確認しましょう。 車輪脱落事故を防ぐ ■大型車の車輪脱落事故も多く発生しています。日常点検項目として、ディスクホイールの取付状態が不良でないことを点検ハンマーなどにより点検することが加えられています。点検項目を確認し、確実な点検を実施しましょう。■ 最近の道路交通法の主な改正点 【平成16年11月1日施行】 ○走行中の携帯電話の使用等に対する罰則の強化 ○飲酒探知拒否に対する罰則の強化 【平成18年6月1日施行】 ○放置違反金制度の新設による使用者責任の強化 ○短時間駐車の違反車両に対する取締りの強化 ○放置車両の確認および標章の取付けに関する事務等を民間に委託 【平成19年6月2日】 ○中型自動車・中型免許の新設 【平成19年9月19日】 ○飲酒運転幇助行為に対する罰則 ○飲酒運転等に対する罰則の強化 ○救護義務違反に対する罰則の強化 ○危険防止措置として免許証提示義務の見直し 【平成20年6月1日】 ○後部座席でのシートベルト着用の義務 ○聴覚障害者標識を表示した自動車に対する配慮 【平成21年6月1日】 ○高齢運転者に対する講習予備検査の導入等 ○飲酒運転等に対する行政処分の強化 【平成22年4月19日】 ○高齢運転者等専用駐車区間制度の導入等 【平成23年2月1日】 ○高齢運転者標章の変更

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