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3自動車保有台数の内訳(H.21)貨物車19.9%二輪車4.5%乗用車73.4%特殊用途1.9%乗合自動車0.3%0.871.000.940.980.801.170.730.660.590.680.780.831.041.030.000.200.400.600.801.001.201.406063H3H9H11H17指数年度(平成9年度=1.0)車両種類別自動車交通量の推移 2.トラック事故の社会的影響 【解 説】 ① トラックの運転が他に及ぼす影響の大きさ ○大きな車体を持つトラックは、事故は規模が大きくなり、被害者を生むだけでなく、事故による交通渋滞など社会に大きな影響を及ぼすことを認識させましょう。 ○トラックの保有台数は全車両の約2割ですが、走行台キロは乗用車と変わらず大きいことから、事故を生む可能性も高いと言えます。運転者1人1人の安全運行に対する心がけが重要であることを認識させましょう。 ○事故は、運転者もドライバーとしての地位を失うばかりか、会社経営にも大きな影響を与えることとなり、運送業界全体のイメージ 低下にもつながりかねないことを理解させましょう。 ② 「事故を起こさない」信念を持つ ○トラック運転者は、常に「事故を起こしてはならない」とい う強い信念のもとにハンドルを握ることが必要であることを認識させましょう。 事業用トラックの事故実態などについては、以下をご参照ください。 ■国土交通省自動車交通局HP(http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/subcontents/statistics.html) ■警察庁・統計HP(http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm#koutsuu) ■交通安全マップ(http://www.kotsu-anzen.jp/index.html) ■(財)交通事故総合分析センター(http://www.itarda.or.jp/) 指導のねらい 大きな車体を持つトラックは、大きな事故を引き起こす可能性がありその被害も大きいものとなります。 事業用トラックの事故の実態、事故の特徴についてデータや事故事例などで説明し、事故の重大性とリスクの高さを認識させましょう。 ポイント トラックの大きな車体は、規模の大きい事故を起こしかねず、また走行台キロの大きいトラックは事故惹起の可能性も高いといえます。 トラック事故による影響を理解させることにより、重大性を認識させ、「事故を起こさない」という信念を持たせましょう。 これを活用! 交通安全マップHPでは、事故統計情報のほか、路線別事故状況などの情報が提供されています。 出典:国土交通省道路交通センサス出典:(財)自動車検査登録情報協会のデータを基に作成 貨物 乗用車全体

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