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7 第2章一般的な指導及び監督の指針の解説(概要版) 指導及び監督において、以下の内容を運転者に認識させ、理解させることにより、これを徹底しましょう。特に運転者として新たに雇い入れた者に対しては、全ての内容を理解させることが必要です。 また、これらの内容は、交通事故の発生状況等に応じて、適宜見直しましょう。 Ⅰ.トラックを運転する心構え【指導・監督指針第1章2-(1)】【応用編第1章Ⅰ】 (1) トラック輸送の社会的重要性 ● トラック輸送の社会的に重要な役割 トラック輸送は、日本経済を支える物流基盤として、緊急・救援物資輸送を行うライフラインとして社会的に重要な役割を果たしていることを認識させましょう。 ● トラック事故が社会的に及ぼす影響の大きさ トラックの大きな車体は、大きな事故を引き起こす可能性があり、また、道路交通量の中でトラックの走行は大きな割合を占めているため、トラック事故が社会に与える影響の大きさを認識させましょう。 (2) トラック事故の社会的影響 ● トラックの運転が他の運転者に与える影響の大きさ トラックは、一般乗用車の運転者から見れば、車体の大きさ、長さなどの違いから、恐怖の対象と見られかねません。相手の立場に立った運転を心がけさせましょう。 ● 模範となる運転者としての心構え トラック運転者は、プロの運転者であるからこそ、模範となる運転者として、他の運転者の手本となるべき安全でマナーの良い運転や、健康管理を心がけさせましょう。 Ⅱ.トラックの安全運行のために遵守すべきこと 【指導・監督指針第1章2-(2)】【応用編第1章Ⅱ】 (1) トラック運行に係る法令 ● 貨物自動車運送事業に係る法令 貨物自動車運送事業に係る法令としては、「貨物自動車運送事業法」などの法令がありますが、これらの法令の概要や運転者が遵守すべきポイントに関する運転者の理解度を確認しましょう。 ● 自動車の運転に係る法令 自動車の運転に係る法令としては、「道路交通法」などの法令がありますが、これらの法令の概要や運転者が遵守すべきポイントに関する運転者の理解度を確認しましょう。

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