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6 3.点呼等における日常的な指導及び監督の実施 3.1 日常的な指導及び監督の目的 天候や道路の状況、その他の運行に関わる事項などについては、運行ごとに異なることから、乗務のたびごとに指導及び監督を実施していくことが必要ですので、特に運行前の点呼において、日常的に指導及び監督を実施しましょう。 3.2 点呼における指導及び監督 (1) 乗務に関する指導及び監督 乗務前の点呼においては、当該業務による運行時の安全の確保に必要な指導を行います。 (2) 運転者の状態を踏まえた指導及び監督 点呼において、運転者から疾病、疲労等により安全な運行ができない恐れがあるかについて報告を受けるとともに、運行管理者が酒気帯びの有無、運転者の健康状態、疲労の度合い、睡眠不足、異常な感情の高ぶり、歩き方、顔色などを確認します。不審な点があれば、運転者に対して質問しましょう。 この確認の結果を踏まえ、所定の指導を行いますが、場合によっては、運行の中止や交替運転者が必要になることもあります。 3.3 点呼時に行った指導及び監督の記録 点呼時に運転者に対して行った指導及び監督の内容の記録を保存し、運転者に対して行った指導及び監督の内容が確認できるようにしましょう。 ○混雑や工事・規制などの道路の状況から、運行時の安全を確保するために配慮すべき事項などについて指示します。 ○気象から予測される危険性などについての注意を行います ○運行速度、休憩時間などの指示を行います。

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