201710
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(15)17-10(京都府警察本部監修)今回の「他山の石」は、普通貨物自動車(甲)が、駐車場に進入するため後退した際、歩道上を東進していた歩行者(乙)と衝突したものです。事故原因としては、(甲)の運転者が、車両後方の安全を十分に確認しなかったことが考えられます。このような事故を防ぐためには、車両後方は死角が多いことを十分認識し、事前に死角の安全確認をしておく必要があります。また、ミラーやバックモニターだけでは、進行してくる自転車や歩行者の確認はできません。ミラーや目視確認でも見えないときは、一旦降車して安全を確認するとともに、同乗者がいれば、後方で車両の誘導をさせるなど、確実な安全確認を励行して、交通事故防止に努めていただきたいものです。事故事例発生日時平成29年7月午前8時ころ(天候:晴)発生場所京都府内【府道】当事者当事者(甲)=普通貨物自動車当事者(乙)=歩行者概要○甲が駐車場に進入するため後退した際、歩道上を東進していた○乙と衝突。現場状況(駐車場)特記事項○甲○乙歩道府道歩道他山の石

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