201707
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17-7(22)厚生労働省と労働災害防⽌団体では、転倒災害を撲滅するため「STOP!転倒災害プロジェクト」を推進しています。事業者の皆さまは、職場の転倒災害防止対策を進めていただくとともに、プロジェクトの重点取組期間(2月、6月)には、チェックリストを活用した総点検を⾏い、安全委員会などでの調査審議などを経て、職場環境の改善を図ってください。「平成27年転倒災害による休業期間の割合」労働者死傷病報告(厚生労働省)より作成休業1か月以上(約6割)休業1か月未満(約4割)転倒災害は最も多い労働災害!休業4日以上の労働災害、約12万件のうち、転倒災害は約2.6万件と最も多く発生しています。転倒災害の特徴特に⾼年齢者で多く発⽣!⾼年齢者ほど転倒災害のリスクが増加し、55歳以上では55歳未満の約3倍リスクが増加します。休業1か月以上が約6割!転倒災害による休業期間は約6割が1か月以上となっています。4S(整理・整頓・清掃・清潔)転倒しにくい作業方法その他の対策・歩⾏場所に物を放置しない・床面の汚れ(水、油、粉など)を取り除く・床面の凹凸、段差などの解消・時間に余裕を持って⾏動・滑りやすい場所では小さな歩幅で歩⾏・⾜元が⾒えにくい状態で作業しない・作業に適した靴の着用・職場の危険マップの作成による危険情報の共有・転倒危険場所にステッカーなどで注意喚起▶転倒災害を防⽌することで、安⼼して作業が⾏えるようになり、作業効率も上がります。(2017.2)詳しくは、厚⽣労働省ホームページをご覧ください!「STOP!転倒災害プロジェクト」STOP!転倒検索STOP!転倒災害プロジェクト2月・6月は重点取組期間です!!転倒災害の主な原因転倒災害防止対策のポイント<主な原因><主な原因><主な原因>滑りつまずき踏み外し特徴1特徴2特徴3・床が滑りやすい素材である。・床に水や油が飛散している。・ビニールや紙など、滑りやすい異物が床に落ちている。・床の凹凸や段差がある。・床に荷物や商品などが放置されている。・大きな荷物を抱えるなど、足元が⾒えない状態で作業している。▶転倒災害は、大きく3種類に分けられます。皆さまの職場にも似たような危険はありませんか?STOP!転倒検索

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