201705
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17-5(16)(京都府警察本部監修)今回の「他山の石」は、中型貨物自動車(甲)が市道を西進中、南側歩道を西進し、駐車車両の前方から、中央分離帯開口部へ向けて横断しようとした自転車(乙)と衝突したものです。事故原因としては、(甲)の運転者が、左前方の安全確認が不十分だったと考えられます。このような事故を防ぐためには、中央分離が設置されているような直線道路であっても、前方注視はもちろん、中央分離帯の開口部等において、歩行者や自転車が出てくるかもしれないといった危険予測をしながら運転することが必要です。特に、駐車車両の側方を通過する時は、その死角に潜む危険を予測し、十分な安全確認や減速するなどして、交通事故防止に努めていただきたいものです。事故事例発生日時平成28年12月午前11時30分ころ(天候:曇)発生場所京都府内【市道】当事者当事者(甲)=中型貨物自動車当事者(乙)=自転車概要○甲が市道を西進中、南側歩道を西進し、駐車車両の陰から中央分離帯開口部へ向けて横断しようとした○乙と衝突。現場状況(駐車車両)特記事項歩道歩道○甲○乙市道他山の石

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