201704
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(13)17-4「特殊車両に係わる最近1年間及び今後の法令・通達改正状況について」講習会を開催「特殊車両に係わる最近1年間及び今後の法令・通達改正状況について」講習会を開催 平成29年3月9日(木)16時から「ホテルグランヴィア京都」において、京都府トラック協会重量部会の主催により、標記講習会を京ト協会員32名の参加で開催しました。 開会は、木戸英治重量部会長から、「道路の老朽化対策に向けた大型車両の適正化方針が発表され、それに基づき様々な改正が実施されている。本年1月からはETC2.0による特車ゴールド制度により、特殊車両の自由走行・自動更新が実施された。また4月からは車両制限令違反による悪質事業者に対する対応が強化されるなどの各種情報があるので、本日の講習会で役立てていただきたい。」とのあいさつの後、講習へと移行しました。 講師は、礎 司郎氏((公社)全日本トラック協会 輸送事業部長)をお招きし、「大型・特殊車両に係わる最近の法令・通達改正状況(基本版)」について、(1)特殊車両通行許可制度の概要、(2)特殊車両通行許可申請の受け付け事務の流れや方法、(3)道路の老朽化対策に向けた大型車両の適正化方針と、ETC2.0装着装置の注意事項ついて、①特車ゴールド制度に使用できる機器は、ETC単独使用の業務支援型ETC2.0車載器のみが対象となる。ナビ連動型ETC2.0車載器や一般型(GPS付き発話型車載器)及びDSRC型車載器では特車ゴールド制度は利用できない。②利用に際しては特車申請の際に車載器の事前登録が必要。③特車申請には最低1経路の申請が必要。④許可書の携帯は、申請した1経路の許可書類の他通行を予定する全ての誘導区間の「大型車誘導区間算定帳票」と「大型車誘導区間内経路図」を印刷の上携行する必要がある。等々、各種資料に基づいて分かりやすくご説示をいただきました。礎 司郎氏木戸部会長

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