201701
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(15)17-1貨物自動車運送事業の適正な業務運営及び法令連守の徹底について貨物自動車運送事業の適正な業務運営及び法令連守の徹底について国土交通省自動車局貨物課長国土交通省自動車局安全政策課長今般、東京都内において、トラック事業者の運転者が犯した業務中における駐車違反に関して、違反した運転者の身代わりで別人を出頭させたこと等により、当該トラック事業者の社員ら6名が犯人隠避又は犯人隠避教唆容疑で警視庁に逮捕される事案が発生した。国土交通省においては、これまでもトラック事業の適正な運営について、貨物自動車運送事業法等の関係法令はもとより、あらゆる法令を遵守した適切な運営を求めてきたところであり、特に運転者に対する適切な指導及び監督を含む運行管理の徹底については、トラック事業者に対して繰り返し指導をしてきたところである。そうした中、トラック事業の業務に関して今般のような事案が発生したことは極めて遺憾であると言わざるを得ない。ついては、貴会会員に対し、交通違反の身代わり行為が犯罪であることを認識し、適切な業務運営及び法令遵守について改めて徹底するよう要請する。近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)近畿圏の新たな高速道路料金に関する具体方針(案)平成28年12月16日国土交通省近畿圏の高速道路の料金体系については、社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会の基本方針(平成28年9月13日第25回部会で案を公表)において、大都市圏共通の理念である「料金の賢い3原則」を基本として新しい料金体系を確立することが必要であり、とりわけ、高速道路を賢く使う上で必要なネットワークの充実と賢く使うための合理的な料金体系の整理との両立や、高速道路として一体的なネットワークを形成している路線における管理主体の整理について、特段の対応が必要とされたところである。 これ以降、近畿圏の関係自治体において新たな高速道路料金について議論がなされ、先般、国土交通省に対して、料金体系の具体的な提案がなされたところである。これらの具体的な提案を踏まえ、今後のネットワーク充実のための財源確保も念頭に、円滑な交通処理や確実な債務償還も考慮しながら、近畿圏の高速道路がより効率的に賢く使われるよう、料金に関する具体方針(案)を以下のとおりとりまとめる。

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