201603
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(19)16-3ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル安全に作業するための8つのルール8ださい。 ●解除し積載面側に収納し・解除をしやすくれ、サビは取り除崩れするため注意ない。 ●ロールボッはみ出した積載はパネルに立て掛け●側面パネルを圧積載をしない。 ●それがあるため、スパレット本体やンが変形したままない。配置してください。ールボックスパのキャスタース。 ●側面にキャときは、側面かてください。面にロールボックの段差に十分注方は、手引き」をロードできます。み重ねて保管すよって転倒するお、ロープ等で固●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●とても便利なロールボックスパレットですが、下敷きや手足の負傷による事故などが多発しています。 ロールボックスパレットは、カゴ車とも呼ばれる人力運搬機です。開口部以外の3面がパネルで囲まれているため、荷崩れや荷物の損傷を防いで移動できるだけでなく、店舗では商品棚として使用することもできます。このように、物流の効率化や作業者の負担軽減に貢献する、とても便利な存在で、多くの職場で活用されています。 そんな利便性の高いロールボックスパレットですが、近年では労働災害が多数発生しており、その約4割が下敷き事故でした。また、ケガをした半数近くの方が作業経験1年未満だったことから、作業に不慣れな時期での対策がカギとなります。 このリーフレットでは、ロールボックスパレットを使うときに、守ってほしい「8つのルール」を紹介しています。ぜひ、お読みになって、安全に作業を行ってください。ロールボックスパレットに起因する災害の5パターン単位:件(%)(H27.9)ロールボックスパレットの下敷き,転倒・転落120(41.4%)足指,足,脚の激突・はさまれ52(17.9%)キャスターによる足部負傷22(7.6%)指,手,腕の激突・はさまれ47(16.2%)頭部,顔面部,歯15(5.2%)その他28(9.7%)不明6(2.1%)注)平成18年の休業4日以上の労働災害データから25.5%を抽出したものを対象としています。ロールボックスパレットは意外と危険がいっぱい!8つのルールを守って安全に作業しましょう。段差、傾斜のある場所での取扱い事故が起きやすい場所なので、細心の注意を払って作業しましょう。●段差、傾斜のある場所での作業は、特に慎重に行いましょう。●ロールボックスパレットが倒れそうになったら、倒れる方向には絶対に 入らないようにしましょう。●倒れる場合は、周囲の人に大きな声で注意をうながしてください。1rule作業服、作業靴、保護具安全作業のためにも、きちんとした作業着を身につけましょう。 作業服 ●汚れてもよい服装か、エプロン等を着用してください。●スリ傷などのケガを防ぐため、長袖・長ズボンを着用してください。●シャツやズボンの裾が引っ掛からないようにしましょう。●暗い所で作業する場合は、できるだけ明るい色の服装を着用してください。●夜間の路上で作業する場合、認識されやすいよう作業服に反射シー ルなどを貼りましょう。作業靴 ●つま先を保護する安全靴やプロテクティブスニーカーを履いてくださ い。スリッパ、サンダル、ヒール靴では決して作業しないでください。保護具(プロテクター) ●手や指のケガを防ぐため、軍手など手袋を使ってください。●手袋は、手のひら側に滑り止め加工したものを使ってください。2ruleロールボックスパレットの基本操作基本の操作を覚えて、事故を起こさないようにしましょう。●必ず両手で操作してください。●作業時の手の位置は、肩から腰の高さを基本とし、荷物の重さや操作のしやすさを考慮して作業してください。 ●操作性をよくするため、両手で均等に力を入れてください。 ●動かすときや停止させるときは、腕の力だけでなく、膝をしっかり曲げて、脚力を使って操作してください。 ●見通しの悪い場所では一時停止して周辺を確認してください。 ●走行時以外はキャスター付きストッパーを使用してください。●段差や傾きのある場所では転倒に注意しましょう。 ●側面の幅が広くなるほど、支柱を持つ両手が広がり、ロールボックスパレットと身体が接近するので、接触や巻き込まれに注意しましょう。 ●使用前には必ず点検しましょう。不具合が確認された場合には、テープ等で使用不可であることを明示し、速やかに修理しましょう。●素手で操作しない。 ●足で蹴って動かさない。 ●走ったり、大きな歩幅での操作はしない。 ●転倒のおそれがあるため、積載面には乗らない。 ●脱輪や転倒のおそれがあるので、複数台連結して取扱わない。遵守事項注意事項禁止事項3rule「押し」それぞれ安全に作一般的にロールボックスパレッの3種類の操作方法がありまメリット ●前向きに進むため動作に違和感  なく力を入れやすい ●長距離の移動に適しているデメリット ●進行方向の見通しが悪いと段差  などに気が付きにくい ●方向転換の多い現場には不向きポイント! ●前方の見通し確保のため、作業  者の目の高さより積載しない 「押し」はロールボックスパレッのため違和感がなく、力を入に適していること等が特徴。「引き」は進行方向に対してロ置するため、第3者への接触売店の店舗内での移動等にみ「よこ押し」は持ち手がないロ作方法です。ロールボックスパ操作性がよく、前方の見通し4rule押しメリット ●ロールボックスパレットの重心  い位置で操作するため操作性がよ ●前方の見通しがよいデメリット ●開口部側に立つと荷崩れによる  のおそれあり ●傾斜部では操作性がよくないポイント! ●身体をひねった姿勢で操作するた  動時・停止時に力を入れにくいの  定の速度に達してから「よこ押しよこ押し●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●脚部のケガを防ぐため、足首やすねを保護するプロテクター等を着用 しましょう。●据付型の中間棚があるときは、棚が落下し、頭部をケガするおそれ があるので、ヘルメット(保護帽)を着用してください。●ヘルメット据付型の中間棚が落下して頭部をケガしないように、ヘルメット(保護帽)を着用しましょう。なお、長髪の方は、絡まりや視界を妨げることがないように、後ろでまとめましょう。●作業服作業服は、汚れてもいいもので、さらに、擦り傷防止などのため、肌が露出しない長袖などを着用します。また、引っ掛かったりするのを防ぐため、シャツやパンツの裾はしまいましょう。●手袋手のひら側に、滑りにくい加工を施した手袋を使いましょう。●作業靴つま先を保護し、靴底が滑りにくい安全靴等を着用しましょう。●プロテクター足首やすねを守るためプロテクター等を着用しましょう。●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

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