201503
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15-3(8)適正化事業部(京都府警察本部監修)今回の「他山の石」は、大型貨物自動車(甲)が国道を東進中、同国道を南から北に向け横断中の歩行者(乙)と衝突したものです。事故原因としては(甲)が東進中、進路前方のみに気を奪われ、(乙)がバスから降車後、発進したバスの後方から国道を横断したことに左右周りの確認不足などで(乙)に気づかなかったことが考えられます。特に大型車両は、運転席が高く、自車直近また対向車の後ろに死角が多く、横断中の歩行者等を見落とすこともありますので、事故を防ぐには発進する際、前方のみに気を取られることなく、サイドミラー、アンダーミラー、さらには目視等により歩行者、自転車の有無について細心の注意を払い、慎重な運転に心掛けていただきたいものです。また、高齢者の動静についてもご注意下さい。事故事例発生日時平成26年8月午後6時ころ(天候:晴)発生場所京都府内【国道】当事者当事者(甲)=大型貨物自動車当事者(乙)=歩行者概要甲が国道を東進中、同国道を南から北に向け横断中の乙と衝突したもの。現場状況特記事項◯ 乙はバスから降車後、発進したバスの後方から国道を横断したもの。甲乙バス停国道歩道他山の石

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