201407
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14-7(6)適正化事業部(京都府警察本部監修)今回の「他山の石」は、自動車専用道路の走行車線を西進中の(甲)大型貨物自動車が同じく同車線を西進中の(乙)大型貨物自動車に追突、そのはずみで(乙)が追い越し車線に押し出され、追い越し車線を西進中の(丙)大型貨物自動車と衝突し、さらに停止した(甲)に(丁)が追突した交通事故事例です。このような追突事故の背景には「前の車は止まらないだろう」「減速しないだろう」といったドライバーの「思い込み」があるようです。追突事故を起こさないためには、こうした「思い込み」の危険を意識するとともに、前車との車間距離を十分に確保することが重要です。運転中は、周囲の交通状況に細心の注意を払いながら運転することが重要なことであり、速度の確認、脇見運転の危険性を充分理解し、不測の事態に備えて、いつでも危険回避出来るように、又、運転中に車内にあるものに触れなくてもいいように運転前に準備することが必要であり、事故防止に努めていただきたいものです。事故事例発生日時平成26年5月午前0時ころ(天候:曇)発生場所京都府内【自動車専用道路】当事者当事者(甲)=大型貨物当事者(乙)=大型貨物当事者(丙)=大型貨物当事者(丁)=大型貨物概要 自動車専用道の走行車線を西進中の甲が、同じく同車線を西進中の乙に追突、そのはずみで乙が追い越し車線に押し出され、追い越し車線を西進中の丙と衝突。さらに停止した甲に丁が追突したもの。現場状況速度規制(工事中のため)(通常80km/h)特記事項123甲乙丙丁自動車専用道路他山の石

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