201404
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(25)14-4近畿運輸局 京都運輸支局 平成25年11月1日、山梨県内の中央自動車道において、高速乗合バスの人身事故が発生した。当該事故については、車枠主要構造部位の凍結防止剤等による塩害の影響が大きい腐食が主な原因と推測されることから、同種事案の事故を未然に防ぐため、下記項目について、貴協会においてもその趣旨を了知されるとともに、傘下会員に対し、周知されたい。記1.凍結防止剤付着に対する対策(防錆剤の塗装、運行後のこまめな下部洗車、腐食の程度 を確認するための点検ハンマーによる打音点検等)の実施 2.旅客自動車運送事業運輸規則第45条(点検整備等)第1項又は貨物自動車運送事業輸送 安全規則第13条(点検整備)第1項に基づく、運行する道路の状況、走行距離等使用の条 件を考慮した点検基準の作成及びこれに基づいた点検及び必要な整備の実施3.点検基準の作成にあたっては、当該事業者の整備担当部署、又は点検を依頼する整備 工場との連携を密に行い、運行する道路状況等を考慮した点検基準の作成を依頼するこ とについては差し支えない。事業用自動車の保守管理の徹底について事業用自動車の保守管理の徹底について西日本旅客鉄道株式会社近畿統括本部施設課 平素は弊社の鉄道事業に格別の御配慮を賜り厚く御礼申し上げます。また、踏切事故防止等に対して多大なご協力を頂いている事に重ねて御礼申し上げます。 さて、標題につきまして、高さ制限を標記している弊社鉄道橋に高さ制限を超えるトラック・重機積載車両等が進入し、鉄道橋等に接触したため列車が停止するという事故が頻発しています。この衝撃事故により列車運休や遅れが発生すると列車をご利用されるお客様に多大なご迷惑をおかけすることになり、一歩間違えば列車の脱線につながります。また、このような事故で列車運休や鉄道施設の損傷があった場合は求償させていただくことになります。過去にも鉄道橋への接触により列車の脱線が発生し、約5,600万円を求償させていただいた事例があります。 最近の事故事例の写真と事故が頻繁に発生しているガードの一覧を同封しておりますので、高さ制限を超える車両については迂回路のご案内をしていただきますようお願い申し上げます。また、運転される方が乗車している自動車の車両高さを把握しやすいよう、車両高さを明示したものを車両内外に貼付するなどの措置を取ってもらえれば幸いです。トラック等における鉄道橋への衝撃事故の防止にご協力をお願い申し上げます。鉄道橋等への衝撃事故防止について(要請)鉄道橋等への衝撃事故防止について(要請)

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