201403
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14-3(6)適正化事業部(京都府警察本部監修)今回の「他山の石」は、信号停止後、再発進した車両が、横断中の歩行者を撥ねた交通事故事例です。事故の状況は、下図のとおり、大型貨物自動車(甲)が国道を南進し信号停止後、対面信号機が青に変わり前車に続いて発進したところ(甲)車の前方直前を東から西に向い自転、車を押して横断歩行中の(乙)と衝突したものです。事故原因としては(甲)が信号で停車後、再発進する際、進路前方のみに気を奪われ、、自車直近に対する安全確認不足などが考えられます。特に大型車両は、運転席が高く、自車直近に死角が多く、横断中の歩行者等を見落とすこともありますので、発進する際には、前方のみに気を取られることなく、サイドミラー、アンダーミラー、さらには目視等により自車直近の前部、左右、車両の側方の安全確認を十分に行い、事故防止に努めていただきたいものです。事故事例発生日時平成26年1月 午後3時頃(天候:晴)発生場所京都府内道路:国道関係車両当事者(甲)大型貨物自動車関係者当事者(乙)歩行者(自転車を押していたもの)()事故概要国道を南進中の甲が信号待ちの後、発進したところ、東から西に自転車を押して横断中の乙と衝突したもの。現場状況国道特記事項甲は、信号停車中、右方から左方に向け国道を横断した車両があり、その車両をやり過ごした後に発進した際、乙と衝突したもの。通路駐車場甲乙交通規制指定最高速度50km/h駐車禁止追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止他山の石

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