201401
21/32

14-1(20)(2)大都市近郊区間 大都市近郊区間の料金水準については、普通区間より割り増した現行の29.52円/km を維持する。(3)海峡部等特別区間 伊勢湾岸道路、東京湾アクアライン、本四高速(海峡部)の料金水準については、 108.1円/kmとする。2.大都市圏の料金について 首都圏・阪神圏においては、環状道路の整備に合わせてシームレスな料金体系を導入 するべく検討を進めることとし、それまでの間、首都高速については平成27年度まで、 阪神高速については平成28年度まで、現行の料金を維持する。3.料金割引について(1)NEXCO NEXCOの料金割引については、実施目的を明確にした上で、効果が高く重複や 無駄のない割引とするとともに、生活対策、観光振興、物流対策などの観点を重視し つつ、高速道路の利用機会が多い車に配慮して、これまで通りETC車を対象に、以 下のとおり見直す。 ① 生活対策 ・並行する一般道路における通勤時間帯の混雑緩和のため、地方部の通勤割引を、通 勤時間帯に多頻度利用する車を対象とする割引に見直して継続する。 ・高速道路を利用する機会の多い車の負担を軽減するため、マイレージ割引について、 最大割引率を9.1%に見直して継続する。 ② 観光振興 ・観光需要を喚起し、地域活性化を図るため、地方部の普通車以下の休日割引につい て、割引率を3割として継続する。ただし、経済対策による激変緩和措置として、 平成26年6月末までの間は、現行の割引率の5割を継続する。 ③ 物流対策 ・主に業務目的で高速道路を利用する機会の多い車の負担を軽減するため、大口・多 頻度割引について、最大割引率を40%として継続する。ただし、経済対策による激 変緩和措置として、平成27年3月末までの間は、最大割引率を50%に拡充する。 ④ 環境対策 ・並行する一般道路の沿道環境を改善するため、深夜割引について、割引率を3割と して継続する ⑤ 東京湾アクアライン ・当分の間、千葉県による費用負担を前提に、現行の終日800円を継続する。(2)本四高速 本四高速については、緊急経済対策などにより実施された現在の割引後料金や他の 交通機関への影響などを考慮して、生活対策、観光振興などの観点から、平日の通勤 時間帯に多頻度に利用する車と土日祝日に利用する車(いずれも普通車以下のETC 車に限る。)を対象に、現在の割引後料金を上回る区間については、現在の割引後料金 を維持する。 4.その他 平成26年4月の消費税率8%への引上げに伴い、他の公共料金等と同様、高速道路 料金についても、税負担を円滑かつ適正に転嫁する。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です