201206
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12-06(0)燃料高騰による経営危機突破全国統一行動に参加 平成24年5月15日(火)午後、あいにくの雨天でしたが、近畿トラック協会坂本 克己会長の呼びかけに呼応し、大阪城公園教育塔前において近畿2府4県から約3,000名(京都府トラック協会からは、金井 清治会長他、約160名がバス5台に分乗し参加)が決起大会を開催、全国統一行動である決起大会において、決議文を満場一致で採択した後、官庁街を経由して、京阪電鉄の「天満橋駅」までデモ行進を行いました。昨今の原油高により燃料価格(軽油)が高止まりをしており、中小トラック運送事業者が大半を占めるトラック運送業界では、多くの事業者が文字通り事業存廃の岐路に直面していることから、このような経営危機の突破に向けて、シュプレヒコールにより、現状を道行く市民らに訴えました。また、近畿トラック協会の各府県会長らは、長尾 正彦近畿経済産業局長宛に窮状の打開について要請を行いました。燃料価格高騰による経営危機突破全国統一行動決議文 私たちトラック、バス、ハイヤー・タクシーは、わが国の国民生活、産業活動を支える公共的輸送サービスの担い手として、その重要な使命を果たすべく日夜懸命に努力している。 しかしながら、近年の異常な原油高による燃料価格の高騰により、私たちは徹底した省エネをはじめとする必死の自助努力にもかかわらず、経営収支は悪化の一途をたどり、今や多くの事業者がまさしく事業存廃の岐路に直面している。 このような状況において、経営危機をすみやかに打開するためには、国として可能なすべての対策を緊急に対応していただくことが必須であり、これを訴えることこそ、国民生活のための輸送サービスを維持していく私たちの責務といわなければならない。 ついては、 国民生活に必要不可欠な輸送サービスを今後も安定的に提供していくため、 私たちは、総意をもって以下のとおり決議する。 一、軽油引取税を緊急減税せよ 一、トリガー条項を凍結解除せよ 一、燃料サーチャージ制を導入促進せよ 一、燃料価格監視を徹底強化せよ 一、燃料費を補填する補助金を創設せよ 一、ガソリン税を緊急減税せよ(決起大会)(デモ行進)京ト協からの参加者

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