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(21)12-05この記事は、日本路線トラック連盟が近畿管区警察局から頂いた情報を基に皆様にお知らせしています。 高速道路における事故防止に御活用下さい。 発生府県 発生日時等 発生場所 事故車両 死 者 事 故 の 概 要 大 阪 平成24年3月28日 (水) 午前3時00分 阪和道 下り 30.6kp ①大型貨物車 ②大型貨物車 ③中型貨物車 (④中型貨物車) 2名 ②が③に衝突する事故を起こした後、②が逃走した。③④が追跡し、②を停車させた。その後②③④が本線上で口論していたところに①が衝突したもの。 滋 賀 平成24年3月31日 (土) 午前0時5分 名神 下り 475kp ①大型貨物車 ②普通乗用車 1名 ①が走行中、加速車線に停止中の②に追突したもの 日本路線トラック連盟高速道路における死亡事故事例 高速道路における死亡事故事例 国土交通省自動車局安全政策課本件における事故概要【平成24年1月中旬】 事業用貨物自動車の事故防止対策の徹底については、以前から機会あるごとに注意喚起を図ってきたところですが、去る1月、フェリーターミナルに停泊中のフェリーの車両甲板において、トラクタとトレーラーの連結作業を行っていた運転者が甲板傾斜により無人の状態で動き出した当該車両を停止させようとして、車体と船体に全身を圧迫され死亡する事故が発生しました。 当該事故の直接の原因は、運転者が車両から離れる際に駐車ブレーキをかけるという基本的な運転操作を怠ったことでありますが、船内は若干の傾斜や揺動がある等、道路とは異なる環境であることについて、運転者に対し、同種事故の再発を防止するため、車両から離れる際には駐車ブレーキを作動させる等、基本的な運転操作を確実に実施するとともに、フェリーを利用する際には船内は若干の傾斜や揺動がある等、道路とは異なる環境であることを運転者に注意喚起されるよう、貴傘下会員に対して周知徹底をよろしくお願い致します。 フェリーターミナルに停泊中のフェリーの車両甲板において、トラクタとトレーラーの連結作業を行っていた運転者がトレーラーに乗り込み、船内作業員の誘導に従い発進しようとした。 その際、シャーシ側のエアホースバルブの未開放に気付き、サイドブレーキを掛けないまま運転席から降りてエアホースバルブを開放し、運転席に戻ろうとしたところ、甲板傾斜によりトレーラーが無人の状態で動き出し、トレーラーと車両甲板内壁の間に挟まれ、のち死亡した。フェリー船内における事故防止対策の徹底についてフェリー船内における事故防止対策の徹底について

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