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(29)11-11平成23年度交協連主催交通事故防止標語・体験記・児童画募集応募各品から 体験記の部 優秀賞受賞作品 無事故を思う家族の思い (京都地域) 松本運送㈱ 山下陽子(家族) 我が家の主人は、運送会社で働いています。大型トラックから小型トラックとさまざまなトラックを、毎日運転しているそうです。また走っている距離もさまざま。市内から時には、関東方面、九州方面と一日で何百キロメートル先までも大きなトラックを走らせて出掛けてしまいます。うちの一番上の娘は中学生、中学生にもなると多感な年ごろで、父親の存在などあまり気にしていません。仕事で遅くなろうが、家を空けることがあっても、ほとんど無関心です。一生懸命に働いてくれているのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ところが、一番下の娘はまだ7歳、小学2年生でまだまだ父親大好きです。お父さんの帰りが気になって仕方ありません。にもかかわらず主人は、遠方に出掛けても、いつも何のおとさたもありません。 いまの時代、携帯電話ですぐに連絡がとれるのに、一切電話も掛けてきません。毎日普通に出掛ける時は、特に気にしていませんが、さすがに夜遅くから出掛けて帰宅もどのくらいになるかわからない時はとても不安になります。下の娘は「お父さんは、お父さんは」と何度もたずねてきます。当の本人は運転歴30年余りでトラックに乗ることには慣れているので自信があるのでしょう。今までに事故もなく、巻き込まれたこともないのだと思います。だから待ってる人の気持ちなどわからないのでしょう。 でも、私たちからすると、あんなに大きなトラックを夜の眠たい時間にビュンビュンと高速道路を走らせていると思うと、心配でなりません。出掛ける時に雨が降っていると、なおさらそう思います。 私も、普段車を運転していますが、運転中にヒヤリとした経験は何度かあります。口には出さないけれど、きっと主人にだって運転中「ヒヤリ・ハット」した事は今までに幾度となくあっただろうと思います。 私も子どもたちも主人の安全運転、事故なしを常に祈っています。待っている家族がいる事を忘れずに、これからもずっとずっと、安全運転、事故ゼロをモットーに、家族のためにがんばってほしいと思います。 テレビで事故のニュースが流れると、悲しい気持ちでいっぱいになります。トラック・バス・各自動車を運転する人、ひとりひとりが安全を心掛けないと、事故はなくなりません。自分は大丈夫と思っていても、巻き込まれる事だってあるでしょう。 世の中の人がみんな幸せに暮らせるためにも、みんなで努力をして、安全で安心な毎日を送りたいと願うばかりです。 大切な命を事故で無駄にしてほしくはありません。加害者になるのも被害者になるのも、その人、その家族を一生苦しめる事になります。これからも今まで以上に、気を遣って無理せずに、日々の運転、仕事をがんばってほしいと家族一同で、願っています。 自動車、自賠責、労災共済は近畿共済でご契約を!! 〒612-8418 京都市伏見区竹田 向代町51-5(京都自動車会館内) TEL 075-671-1894 FAX075-671-4382 運送保険、火災保険、賠償責任保険、生命保険等についてのご用命は、キンコウセーフティ㈱へ。 ℡ 06-6965-2561 FAX 06-6965-2830までご連絡下さい。

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