201110
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11-10() 交差点では十分注意して徐行する。特に右左折時は安全を十分確認し必ず徐行するとともに特に子どもと高齢者の歩行者や自転車利用者の通行に十分注意する。 また、大型車が左折する際は、内輪差及び死角を念頭にいれ、巻込み事故を起こさないよう慎重に運転する。 (オ) 追越し時の注意 前・後方の交通及び道路状況について安全を十分確認してから行う。 (カ) 居眠り運転の防止 運転中、眠くなったら、速やかに近傍休憩施設において休憩、休息をとる。 (キ) タンクローリーの横転防止 タンクローリーの運転に際しては、積荷が流体であるため片寄りが生じることや積荷により重心が高くなるなど車両特性をしっかりと理解して、横転を防ぐためにカーブ時の減速運転の徹底、ハンドルやブレーキ操作に十分注意するなどより慎重な運転を徹底する。 (ク) 保安基準緩和車両の通行条件厳守 保安基準の緩和を受けた大型車の運転に際しては、関係法令に定める許可条件(特殊車両通行許可、制限外積載許可)で指定された通行経路、通行時間帯、通行条件等を厳守して運行する。 (ケ) その他の安全運転 a.踏切道では、必ず停車して安全確認後通過する。 また、架線切断事故を防止するため、クレーン等装着車の通行に当たっては格納していることを再確認する。 b.運転時は、シートベルトを必ず着用する。 c.鉄道高架橋下のトンネル等高さ制限のある場所の通行に際しては、積載物の高さを確認のうえ、指示された運行経路を運行する。 d.荷崩れ防止のため、固縛・積付けは適切な方法で行い、輸送途中も随時点検する。 (コ) 運行上の違法駐車対策 貨物の積卸しに必要な駐車スペースが不足していることから、積卸し時間の短縮化、積卸しの効率化等を図り、荷主等関係者にも駐車スペースの確保、積卸し時間の短縮化、積卸しの効率化等について協力を依頼し、違法駐車対策を推進する。 (サ) 運転マナーと技量の向上 正しい運転は、交通法令の遵守(交通ルール)はもちろんのこと、思いやりと譲り合いの気持ちをもった運転マナーと車両の正しい取扱いによって得られる。このため、運転者は人及び他の通行車両にやさしい運転を心がけ、交通法令等を熟読理解するとともに、当該車両取扱説明書に基づく、正しい車両の取扱いに習熟し、安全運転の確保を念頭において運転する。 (2)交通公害の防止 ①.車両騒音等への対処 (ア) 過積載をしない。また、定められた最高速度を超え走行しない。 (イ) 窒素酸化物等の排出量の少ない最新の排出ガス規制適合車への代替促進・低公害車の導入促進を図る。 (ウ) CO2の排出量削減を図るため、エコドライブの推進に努めるとともに、休憩・仮眠中のアイドリングストップの実践を心がける。 ②.ディーゼル黒煙低減 保有車両について、エア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料噴射ポンプを重点とした点検・整備を自主的に実施する。 ③.地域住民に対する深夜、早朝の騒音防止 (ア) 暖気運転は短時間を心がけ、水温計が少しでも動いたら完了する。 (イ) 駐車する場合はエンジンを停止する。 (ウ) 走行する場合は、指定の車両通行帯及び通行時間を厳守する。 (3)輸送秩序の確立 ①.過積載運送の防止 (ア) 事業所は、適切な運行(積載)計画を作成し、過積載を防止する。 (イ) 運転者には、積載物、積載重量、積載方法等を事前に確認させるとともに過積載となる車両は運転させない。 ※ 報告書及び報告事項については、京ト協HPに掲載しております。

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