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(1)11-04法令遵守セミナーを開催~テーマ「高齢者雇用助成金」・「労務管理」について~ 平成23年3月9日、新ミヤコホテルで「法令運守セミナー」を開催しました。 前段の「高齢者雇用助成金」については、「中小企業定年引上げ等奨励金」が、後段の労務管理では「なぜ起こる最近の労使トラブルの傾向」について解説されました。 前段では、“高齢者雇用助成金”について、独立行政法人高齢傷害者雇用支援機構の受託法人である「社団法人京都府高齢・障害者雇用支援協会」の松本 昇氏が、高齢者定年後の継続雇用に対しての助成制度「中小企業定年引上げ等奨励金」(65歳以上への定年の引上げ、定年の定めの廃止、継続雇用制度を導入するなど就業規則を改正整備し、6か月以上が経過した中小企業事業主に対して、導入した制度に応じて一定額の奨励金が支給される制度)の申請条件や期間、支給額等を説明し、奨励金の有効活用が促されていた。 また、後段の「労務管理」では、津田 英人社会保険労務士が、現在、解雇問題からサービス残業問題ヘと推移している労使間トラブルの最近の傾向を踏まえて、事業者の労務管理の不徹底、残業時間把握への未対応等の不適切な対応から、過大な残業手当を請求された事例等を引用し、コミュニケーション不足や、社員教育の不徹底で起こる労使トラブルの防止策として、①給与明細の適正な改善、②実態を反映した賃金体系、③就業規則の適切な運用、④1年単位の変形労働時間制の採用、⑤雇用契約書の作成、⑥労働条件通知書の交付等、今後増加が見込まれるトラブルを防止するための改善点について解説され、「自社内の問題点は、出来る限り早期に改善等の対応が必要である。」旨訴えられました。エコドライブ研修を開催 3月5日、京都市及び京都府トラック協会共催の「エコドライブ研修会」を当協会研修センターで開催し、参加者は、座学ならびに点検実技やトラックを使用したエコドライブ運転の極意を学びました。 地球環境負荷に優しくまた、エコドライブによる燃費の低減に伴う経済効果等、エコドライブ・インストラクターの指導の下に、普段気がつかなかった運転動作の問題点について指導を受け、また、エコドライブが安全運転にも直結することなどについて理解を深めました。 出席者らは、エコドライブのノウハウを事業所に持ち帰り、所属する全てのドライバーに展開したいとしていました。(安全・経済運転に欠かせない日常点検の実施)(インストラクター指導の下の運転実技) (インストラクター指導の下の運転実技)

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