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11-04(14)(株)PRIDE 食品物流部 末岡 吉仁 「日常点検研修」 「基本走行研修」 「夜間の走行研修」 「ブレーキング研修」 「運転と反応の研修」 「省燃費研修」 平成22年8月26日~8月28日に開催された、2泊3日の「安全運転管理者研修」では、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。 知識が豊富で礼儀正しいインストラクターの方々、3日間では体験しきれないような充実した施設や様々な自動車の乗車体験など本当に素晴らしい研修でした。 「日常点検研修」では、初めて緩んだタイヤのナットを点検ハンマーでたたき、音や添えた指への反動の違いを感じる事ができました。 「基本走行研修」では、運転姿勢によってハンドルの切りやすさ、ブレーキングヘの影響が大きく、基本的な運転姿勢の大切さを改めて体感しました。 「夜間の走行研修」では、人間の目の特性をよく理解することが大切だと知りました。夜間は対向車のライトや停車している車のハザードなど暗闇での光の動きに視線がとられがちで、その周囲に注意ができていないうえに、その明るい光から目の前の暗い場所ヘ視線を移しても目はすぐには慣れないので危険を認知するまで非常に時間がかかるのです。 実際研修中にコース上のパイロンに当たってしまう方、急ブレーキを踏む方が多くおられました。もしそれが人だったらと考えるととても恐ろしいです。夜間は少しでも危険だと感じる事があれば、自分の感覚などを過信せず、人間の目の対応能力などを考えて、とにかくスピードを落とし、いつでも危険に対応できるように身構える事が非常に大切なのです。 「ブレーキング研修」では、速度によつて車体の止まる距離がどのように変わるのか、ABS装着車と未装着車のフルブレーキ時の車体の動きなど、映像でしか見たことのないような事を実際に体験し、目の前で見ることができました。「車は急には止まれない」とはよく言いますが、正にその通り、実際に街中でフルブレーキを踏む状況事態あってはいけないと、研修を通して強く思いました。「法定速度を守り」、「車間距離を確実にとる」という、今すぐ誰でもできることでフルブレーキを踏む事は間違いなく無くなり、事故も確実に防げると実感しました。 「運転と反応の研修」では、認知、判断、操作には1秒かかると聞き、そんなにかかるはずがないと思いながらも、研修に挑んだのですが、人によって反応速度にばらつきがあり、1秒以上かかる方もおられました。自分の判断力には過信せず、もしもの事に備えるため、「法定速度」、「車間距離」の大切さを再確認しました。 「省燃費研修」では、エコドライブに関する多くのテクニックを学びました。 1度目はなにも聞かずに普段通りの運転、2度目はエコドライブの指導を受けてからの走行でした。この研修での一番の驚きは、約2割燃費が向上しましたが、私が思ったほどの結果ではありませんでした。それは、デジタコが世間に広く普及し、ドライバーの皆さんが無意識の内にエコドライブを実行しているからです。 そんな中でも、2割燃費が向上したと言うことは、まだまだドライバーの運転技術は向上させることができ、CO2の削減も今まで以上にできると感じました。 今回の研修では、体験型の研修ばかりで、常に興味をもって取り組むことができました。初めての体験、また、一生できないような体験を数多くさせていただき、充実した時間でした。自分自身の成長と共に、「過信は禁物」だと思い知らされました。 今後は、この体験研修を基に、自分自身の事故、社会における事故撲滅に努めていきたいと考えています。クレフィール湖東での「安全運転管理者研修」を受講してクレフィール湖東での「安全運転管理者研修」を受講して

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