201102
31/32

11-02(0)京ト協が「京都府地域安心・安全サポート事業所」に登録されるトラック輸送の環境改善方策として期待~EV貨物車実用化に向けての実証実験出発式~ 京都府トラック協会では、京都府が推進する「京都府地域の安心・安全サポート事業所」に登録されました。この制度の目的は、京都府下に拠点を置く従業員5名以上の事業所が、防犯、地域安全、交通安全活動に賛同し、地域における草の根ネットを構築することとこれらに付随する各種活動に積極的に参加することで地域の安心・地域の安全を確保することとされています。当協会では、地域安心・地域安全に寄与することとし、平成23年1月17日付け「登録番号34号」で登録されました。詳細は「きょうとらっく」2月号23pに「京都府地域の安心・安全サポート事業所」制度を掲載しておりますので、ご参照下さい。是非、会員の皆様も「地域社会貢献事業」としてご賛同頂き、事業所登録をされますようお勧めします。(登録証)(京都府HPに掲載されています。) 近畿トラック協会(坂本克己会長)は1月27日に、大阪市此花区のセンコー㈱舞洲PDセンターで、トラック輸送の環境改善方策として期待される全国で初のEV貨物車実証実験の〝出発式〟を行い、実用化に向けての実験をスタートさせた。 3月まで大阪センコー運輸整備㈱が営業車として運行し、その後一年間かけて他府県でも行う予定。満充電での走行距離や、登坂力・加速などのデータを収集分析し、関係団体で構成される評価検討会で、実用化への具体的課題を明らかにする。 今回の実験に使われるEV貨物車は、産官学との連携事業として、近畿黒煙ゼロ推進連絡協、近畿運輸局や大阪芸術大学、ユアサM&B等の協力のもと、昨年8月に開始した環境改善対策プロジェクト「MIRAI便E―truck」として製作されたもので、トヨタ・ダイナにユアサM&BのEV用鉛蓄電池を搭載、デザインを大阪芸術大学プロダクトデザイン科が担当した。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です