201101
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11-01(16)タンクローリー(トレーラ)が走行中、急な右カーブを曲がり切れずにガードパイプを突き破り、約10メートル下の湖に転落した。この事故により、当該タンクローリーの運転者が軽傷を負った。タンクローリーの積荷(ガソリン8キロリットル、軽油8キロリットル及び灯油4キロリットルの計20キロリットル)の一部が湖に流出した。トラックが走行中、片側3車線のうち一番左の車線から2番目の車線に進路変更したところ、中央車線を走行していた車両と接触した。 この事故による負傷者はなし。事故後、事故処理のため到着した警察により、当該トラックの運転者の酒気帯び運転が発覚した。当該運転者は、前日の午後7時からの2時間で焼酎2合半を水割りで飲んだが、事故当日の乗務前点呼(アルコール検知器の設置なし)の際、所属営業所の運行管理者は、当該運転者が酒気を帯びていることに気付かなかった模様。霊柩車が病院から葬儀場へ遺体を運んでいたところ、道路左側に左前輪が脱輪した。事故後、後続車の遺族が当該霊柩車の運転者と話をしたところ、酒の臭いがすることに気付いたため警察に通報した。 この事故による負傷者はなし。警察の調べで、当該運転者から呼気1リットル当たり0.2ミリグラムのアルコールが検出されたため、当該運転者は道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。 当該運転者は「昨晩、酒を飲んだ」と話している模様。高速道路において、大型トラック2台が単独事故で車線上に停車していた乗用車に次々と衝突した。この事故により、当該乗用車に乗っていた男女2人が死亡した。衝突したそれぞれの大型トラックの運転者に負傷はなし。 この事故の影響で、当該高速道路が約7時間通行止めとなった。 トラックが走行中、縁石に乗り上げ走行不能となる自損事故を起こした。 この事故による負傷者はなし。事故後、警察による現場検証の際、当該トラックの運転者から酒の臭いがしたため、警察が当該トラックの運転者の呼気を確認したところ、呼気1リットル当たり0.55ミリグラムのアルコールが検出されたため、当該トラックの運転者は道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕された。40フィート国際海上コンテナを積載したセミトレーラをけん引したトラクタが、丁字路を時速25キロメートルで左折したところ、当該セミトレーラが積載したコンテナとともに右側に横転した。この事故により、当該トラクタの運転者が軽傷を負った。当該トレーラのコンテナ内には、輸出用の廃プラスチック(26トン)がほぼ満載状態で積載されていた模様。トラックが、ガソリンスタンドから道路に右折で出ようとしたところ、左から来たワンボックス車と衝突した。 この事故により、衝突したワンボックス車の運転者が軽傷を負った。当該トラックの運転者は、事故で駆けつけた警察官に道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。 信号のない交差点において、大型トレーラが自家用マイクロバスと出合い頭に衝突した。この事故で、マイクロバスに乗っていた27名のうち6名が死亡し、21名が重軽傷を負った。なお、大型トレーラの運転者も重傷を負った。 事故現場は、当該トレーラ側の道路に一時停止の義務があった。大型トレーラの運転者は、初めて通る道で、休憩場所を探していたところ、気付いたらバスが目の前にあったと供述している模様。高速道路のトンネル出口付近において、トラックが走行中、対向してきた乗用車と衝突し、さらに乗用車の後方を走行してきたワゴン車と衝突した後、これら3台は炎上した。 この事故により、衝突した乗用車の乗員3名が死亡し、その他4名が重軽傷を負った。当該事故は、当該トラックがセンターラインを越えて対向車線にはみ出したことにより発生した模様。12山梨県13新潟県酒気帯び運転14埼玉県酒気帯び運転15大分県前方不注意16兵庫県酒気帯び運転17神奈川県18滋賀県酒気帯び運転19三重県一時停止違反20三重県不詳事故原因分析結果(重大事故20件中の割合)一時停止違反5%積載方法不適切5%前方不注意10%運転操作不適切15%酒気帯び運転45%不詳5%相手方車両の運転操作不適切15%11月6日午後2時50分頃11月10日午前7時15分頃11月12日午前7時40分頃11月13日午前1時25分頃11月16日午後12時頃11月18日午後1時50分頃11月26日午後11時50分頃11月29日午前9時45分頃11月28日午前7時45分頃運転操作不適切運転操作不適切

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