201101
16/32

(15)11-01「事業用自動車安全通信第66号~第76号」に掲載された重大事故の状況「事業用自動車安全通信第66号~第76号」に掲載された重大事故の状況日時場所事故概要推定事故原因トラックがタクシーに追突した。この事故により、追突されたタクシーの運転者が軽傷を負った。当該トラックの運転者は、駆けつけた警察官に道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。事故当時、当該トラックの運転者は、業務終了後に一旦帰宅したが、自宅で飲酒後に営業所の車庫から当該車両を持ち出し運転していたとのこと。 トラックが進行方向左側の水田に転落・転覆した。この事故による負傷者はなし。警察の取り調べにおいて、当該トラックの運転者の呼気を確認したところ、呼気1リットル当たり約0.4ミリグラムのアルコールが検出された。トラックが信号待ちで停車中のワンボックスカーに追突し、そのはずみで当該ワンボックスカーが信号柱に衝突後横転した。 この事故により、ワンボックスカーに乗車していた2名が軽傷を負った。事故後、警察が当該トラックの運転者の呼気を確認したところ、規定以上のアルコールが検知されたため、当該トラックの運転者は、自動車運転過失傷害及び道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。 当該トラックの運転者は、「昨夜、家で飲んだ。」と供述している模様。 大型トラックが走行中、対向してきた乗用車と正面衝突した。この事故により、乗用車の運転者と助手席の乗員が病院に運ばれたが、全身を強く打って死亡した。当該大型トラックの運転者は、足に軽傷を負った。現場は、見通しの良い片側一車線の道路で、大型トラックから見て緩やかな右カーブとなっていた。事故は、乗用車がセンターラインを越えて対向車線側にはみ出してきたことにより生じた模様。東北自動車道の上り線で、単独事故により走行車線で停止していたワゴン車にトラック2台が次々と追突した。この事故により、当該ワゴン車の運転者と同乗者2名の計3名が死亡、1名が軽傷を負った。追突した2台のトラックの運転者にけがはなかった。事故当時、当該ワゴン車は、追い越し車線を走行中に右側の中央分離帯に衝突した後、その弾みで左側の路側帯のガードレールに衝突し、走行車線で停止していた模様。事故現場は片側2車線の見通しのよい直線道路で、当時は雨が降っており、路面が濡れていた模様。交差点において、40フィート国際海上コンテナを積載したセミトレーラをけん引したトラクターが、時速約20~30㎞にて左折したところ、当該セミトレーラが右側に横転した。 この事故による負傷者はなし。当該トレーラは、コンテナ積載時にコンテナがずれて積載されたため、前部2箇所のロックがかからなかったが、積み直しを行わず、後部2箇所のみロックをして走行していたもの。 中型トラックが対向してきた大型トラックと正面衝突した。 この事故により双方の運転者が死亡した。事故現場は、片側1車線の見通しの良い直線道路で、当該事故は、中型トラックがセンターラインを越えて対向車線にはみ出したため発生した模様。片側1車線の市道において、トラックが信号待ちで停車中の自動車に追突した。この事故による負傷者はなし。事故後、警察が当該トラックの運転者の呼気を確認したところ、規定以上のアルコールが検知されたため、当該トラックの運転者は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。 トラックが対向してきたワゴン車と正面衝突した。この事故により、対向してきたワゴン車の運転者及び同乗者の2名が死亡し、トラックの運転者が軽傷を負った。事故現場は、片側1車線の当該トラック側から見て緩やかな右カーブで、当該事故は、対向してきたワゴン車がセンターラインを越えて対向車線にはみ出したため発生した模様。大型トラックが対向してきた軽乗用車と衝突し、これにより、当該トラックがセンターラインを越えたため、さらに対向してきた軽トラックと衝突し、路外に転落(落差約10メートル)した。この事故により、軽乗用車の運転者及び軽トラックの助手席の乗員の2名が死亡し、軽トラックの運転者と大型トラックの運転者が重傷を負った。現場は、片側1車線の直線道路で、最初の衝突は、軽乗用車がセンターラインを越えてきたため発生した模様。大型トラックが渋滞で停止していた前方のトラックに追突した。当該事故による負傷者はなし。事故後の警察の取り調べにより、規定以上のアルコールが検知されたため、当該トラックの運転者は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。事業者によると、事故当日、当該運転者は、運行途中にコンビニで弁当とビールを購入して飲食し、その後、事故を惹起した模様。 この表は、「事業用自動車安全プラン2009」に基づき公表された事故情報を京都府トラック協会において、トラック関連事故を抽出し、推定事故原因別に分類したものです。京都府トラック協会調査19月13日午後8時45分頃東京都酒気帯び運転29月15日午後9時40分頃岩手県酒気帯び運転39月20日午前9時10分頃大阪府酒気帯び運転49月21日午前3時15分頃長野県相手方車両の運転不適切59月27日午前2時頃福島県前方不注意69月29日午前9時5分頃神奈川県コンテナのロック不適切710月2日午前4時30分頃青森県運転操作不適切810月2日午前9時30分頃埼玉県酒気帯び運転910月6日午前2時頃群馬県相手方車両の運転不適切1010月15日午前7時45分頃宮崎県相手方車両の運転不適切11午後熊本県酒気帯び運転2時頃10月22日

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です