201009
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(9)10-09適正化事業部 今回の「他山の石」は、普通貨物自動車(甲)の運転者が、積載物である紙ロールパイプの固縛が確実でないまま運行を開始したため、走行時の振動や風圧の影響で積荷である紙パイプが舞い上がり、対向車線を走行してきた普通貨物自動車(乙)が積荷の紙丸パイプに衝突した事故事例です。 平ボディートラックに荷物を積載する場合、ロープ掛けを確実に行う必要があります。場合によっては「ホロ・シート」をかける等、荷物の落下防止等に最大の注意をはらう必要があり、信号等で停止した際等、適宜積載物の固縛状況を確認し、荷物落下事故を防止する措置を講じて下さい。 事 故 概 要 発生日時発生場所京都府内 道 路:府 道 (規制:速度 時速40km/h 駐車禁止) 関係車両(関係者) 事故概要甲は、後部荷台にロール状紙パイプ(4m×160φ)の前部を運転席ルーフ上に突き出した状態で積載し、府道を東進走行中、ロープの固定が弱かったため、風圧によりロープが緩み、積載物が舞い上がり、折から府道を西進走行してきた乙に衝突したもの 略 図 府道 参考事項 アスファルト舗装・平坦・路面乾燥 乙 甲 某年2月 午後2時50分頃 (天候:晴れ)当 事 者(甲)当 事 者(乙)普通貨物自動車(平ボディー・最大積載量2トン) 普通貨物自動車他山の石

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