201008
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()10-08飲酒運転事故に係る注意喚起のお願いについて飲酒運転事故に係る注意喚起のお願いについて全日本トラック協会国の「事業用自動車総合安全プラン2009」の策定を受け、平成21年11月に策定した「トラック事業における総合安全プラン2009」において、飲酒運転ゼロを数値目標に掲げ、飲酒運転防止対策マニュアルの作成・配布等により取り組んでいるところですが、下記のとおり、今月4件の飲酒運転による事故が確認されております。また、貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部が改正され、平成23年4月1日から点呼時にアルコール検知器の使用が義務付けられます。貴協会におかれましても、会員事業者に対して、飲酒運転防止対策マニュアルや国の「事業用自動車安全通信」の活用等による飲酒運転の再発防止に努めるようあらゆる機会を捉えて注意喚起をされるようよろしくお取りはからい願います。【飲酒運転による事故】① 7月4日午後11時30分頃、山口県において、トラックが、信号待ちのため停車していた 軽自動車に追突し、更に、前方の乗用車2台に衝突するという計4台が絡む玉突き事故が発生 した。 この事故による負傷者はなかった。 事故後、警察が当該トラックの運転者の呼気を確認したところ、アルコールが検出されたた め、当該トラックの運転者は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。② 7月14日午後5時55分頃、栃木県の片側2車線の県道において、トラックが追越し車線 を走行中、併走していた乗用車と接触した。 事故後の警察の調べにおいて、当該トラックの運転者の呼気よりアルコールが検出され、道 路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。③ 7月16日午後10時55分頃、群馬県において、トラックが、道路左側の民家のブロック 塀に衝突した後、民家の納屋に突入した。 この事故により、当該トラックの助手席に乗っていた同僚が全身を強く打つなどして病院に 搬送されたが死亡した。 事故後、警察が当該トラックの運転者の呼気を確認したところ、呼気1リットル当たり、0. 15ミリグラム以上のアルコールが検出されたため、当該トラック運転者は、自動車運転過失 傷害及び道路交通法違反 (酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。 当該トラック運転者は、「酒を飲んで事故を起こしたことは間違いない。」と容疑を認めて いる模様。④ 7月17日午前7時50分頃、千葉県において、トラックが道路脇のフェンスに衝突した。 この事故による負傷者はなかった。 当該トラックは、この衝突事故の前に、乗用車と接触事故を起こし、当該乗用車に追われて いた模様。 また、当該トラックの運転者は、通報で駆けつけた警察官に対して、自ら飲酒運転であるこ とを告白、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。(アルコールの検出 量は不明)。 さらに、当該トラックの運転者は、事業用自動車を自宅に持ち帰っており、事故は自宅から 出発した後に発生した模様。

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