201007
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10-07(0) 6月11日、トラック運送事業に直結し、運送事業を営むうえで極めて重要な労働実務事例を示して、労働時間や拘束時間の管理ならびに労使間トラブルの実例等の労働実務を学ぶ「法令遵守セミナー」北部地区(丹波、丹後支部)のサンプラザ万助で開催、講師の長谷川労働新聞社本社実務相談室長から「トラック運送事業車のための労働実務Q&A(労働新聞社刊)」をテキストとして、60名の会員事業者が、運送事業にとって必要不可欠な労務管理や労働実務についての理解を深める労働問題を学びました。 セミナーは「労使間トラブルと労働実務について」をテーマに、厳しい状況下におけるコスト引き下げのための人件費等にかかるコンプライアンスの重要性や、労働時間の管理と改正労基法との関係(労働時間と休憩時間の管理・荷待ち時間の管理)や法令遵守のポイントが説明されました。 また、賃金管理や過重労働の管理については、賃金制度の変更は慎重さが要求され、一方的な変更を避けることや、長時間労働は、過労死を起こしかねない危険性があることなどについても指摘が行われました。 まとめとして「トラック運転者の勤務形態は特殊で、工場労働者等を主な対象とする労働基準法をはじめとする労働法令をそのまま適用することは難しいが、業種や職種等に基づく例外規定が設けられていない限り、法令条件を下回れば違反とみなされるので、自社の労務管理業務が、労基法に抵触する部分がないかを見直す」ことが必要であると締めくくられました。北部地区初の「法令遵守セミナー」を開催トラック運送事業のための「労働問題」を学ぶ 6月9日多年にわたり陸運と観光事業に寄与するとともに、公共の福祉の増進に貢献した事業者に授与される平成21年度の「陸運及び観光功労者近畿運輸局長表彰式」が、シェラトン都ホテル大阪で挙行され、京ト協からは㈲山城運送の伊庭孝明社長と田中運輸㈱の田中実社長が受賞され、原喜信近畿運輸局長から表彰状を受けられました。 6月9日多年にわたり陸運と観光事業に寄与するとともに、公共の福祉の増進に貢献した事業者に授与される平成21年度の「陸運及び観光功労者近畿運輸局長表彰式」が、シェラトン都ホテル大阪で挙行され、京ト協からは㈲山城運送の伊庭孝明社長と田中運輸㈱の田中実社長が受賞され、原喜信近畿運輸局長から表彰状を受けられました。陸運事業における発展寄与で『近畿運輸局長表彰』京ト協からは伊庭 孝明氏と田中 実氏が受賞

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