201001
3/32

10-01()年年頭頭ののごご挨挨拶拶諸課題に全力で対応社社団団法法人人京京都都府府トトララッックク協協会会会会長長金金井井清清治治平成22年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。昨年は、政権交代による政治手法の変わり様を目の当たりにし、歴史的な局面を経験しました。我が業界におきましては、国からは、中小トラック事業者構造改善支援事業をはじめとする補助事業が展開され、多くの会員のご利用がございました。また、一旦落着きかけた軽油価格も上昇傾向に有り、加えてデフレにより景気の回復が遅れる兆しとなっており、低迷する輸送量の中、依然として経営環境は厳しい状況にあると認識しております。暫定税率廃止や、高速道路利用料金無料化等、荷主からの運賃値下げ要求の要因となりうる状況が想定されることから「荷主取引適正化」の推進は重要な課題となっております。また、新公益法人制度については平成20年12月に施行され、残すところ4年間の猶予があるものの、協会事業が「公益目的事業であるかどうか」すなわち適正化事業を中心とした事業展開が大きなポイントとなる中で、運輸事業振興助成交付金の継続は不可欠であります。今後、皆様のご理解、ご協力を得ながら公益法人化に向けて推進していく所存であります。社会との共生を目指して業界に課せられた次のような問題点を克服し真剣に取り組んでいく必要があると考えております。第一は、安全対策に関する問題であります。事故防止対策の一環として、トラックドライバーセーフティーラリーを例年実施しており、前回初めて1万人を突破しましたが、今回もそれを上回る2,094チーム10,470名の参加を得て、現在展開中であります。適性診断については、インターネットによる新診断システム「ナスバネット」の活用を推進してまいります。また、「事業用トラックの事故の半減」を目標とした「事業用自動車総合安全プラン2009」の公表に伴い、「飲酒運転の撲滅」を目指して「飲酒運転防止インストラクター」の養成を推進します。安全教育の機会を増やすことによって事故防止につなげていき、事故防止への取組みを、広く社会に訴え、事故撲滅を目指したいと存じております。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です